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派生開発、組み込み開発周りのこと。

派生開発推進協議会(AFFORDD)の研究会キックオフに参加しました。

はじめに

派生開発の書籍を発行いただいていた清水吉男さんが代表を務めておりました派生開発推進協議会(AFFORDD*1)の研究会キックオフに参加してきました。非常に刺激的でこれから活動し、職場へのフィードバック及び自身の成長へと繋げていきたいと考えています。

研究会キックオフ概要

代表挨拶

昨年逝去された元代表の清水さんに代わり、副代表の方が代表になるとのことでした。申し訳ありません、お名前を聞き取れませんでした。

各研究テーマの昨年成果概要及びテーマ紹介

現在活動している11テーマ*2について紹介いただきました。どのテーマであっても、活動はオンライン活動も想定されておりました。
/*私の感想コメント
関西在住の私としては非常に有り難いです。私が気になったテーマは以下です。*/

T1:障壁の克服方法

いかに開発現場へ「XDDP*3」を普及させるか、ということを検討している研究会です。新しい手法を取り入れるためには、周りを説得する必要が発生します。個人でやる分には制御できることも多いですが、最終的にはチームや組織全体へ浸透させることが必要です。
/*私の感想コメント
私も職場で新しいことを取り入れる時に、障壁にぶつかり思い通りにいかないことが度々あります。非常に興味のあるテーマです。*/

T3:XDDP入門

「XDDP」に関する書籍はあっても、実際に使うためには訓練が必要です。そこで本研究会では、XDDPの勉強会を実施いただけるとのことです。
/*私の感想コメント
私はまさに初学者ですので、本研究会に所属させていただき使えるスキルの獲得へ邁進する所存です。*/

T21:「PFD」によるプロセス設計

この研究会では、先ず、PFD(と定義書)でプロセスを設計し表現でき、さらにそこから事態の変化を受けてプロセスを組み替えることができるようになることを目指します(活動内容より引用*4)。

/*私の感想コメント
私はちょうど新しいプロジェクトをはじめようとしている状態で、このPFDで成果物の開発に向けて、必要な開発プロセスを記述することは、是非ともやっておきたい作業です。
現場へ最もクリティカルに効きそうな本研究会へ所属させていただき、活動していきたいと考えています。PFDは開発の地図とプレゼンされていたのが印象的でした。*/

本年度テーマの検討

現在活動しているテーマの紹介が終わったら、各テーマごとにメンバーが集まり、本年度テーマの検討をしました。
/*私の感想コメント
さながら大学サークル選びのように、興味のある研究会の門を叩かせていただきました。
私は全てのテーマに大なり小なりの興味があったため、所属するテーマ選びはとてもワクワクした気持ちでした。*/

おわりに

今年(2018)の年始に入会して、初めて派生開発推進協議会の集まりに参加させていただきました。とても熱い気持ちをもっている方ばかりで、非常に良い研究会に出会えたと思っています。まだ第一歩を踏み出しただけですので、今年一年研究会にて活動し、職場へのフィードバック及び自身の成長へと繋げていきたいと思います。


*1:Association For Facilitation Of Rational Derivational Development

*2:活動内容

*3:派生開発に特化した開発アプローチ

*4:http://affordd.jp/activity.shtml#subject21