はじめに
コンセプチュアルスキル向上のために、私はクリティカルシンキングのスキルを向上させる必要があると考えました。そこで、本屋で本書「クリティカル・シンキング―「思考」と「行動」を高める基礎講座」という書籍を購入し読みました。本書より、クリティカルシンキングに必要な観点を得られました。また、クリティカルシンキングのイメージを考えました。
クリティカルシンキングとは
物事の問題点や改善点を特定し、分析を行うことによって最適解を導き出す能力です。*1
本書では、残念ながら明確にクリティカルシンキングという単語の意味を定義しておりませんでした。
クリティカルシンキングの考え方のイメージ図
第3章思考の基準において、クリティカルシンキングに必要な観点を9つ挙げておりました。その中で重要と考える次の5つを用いて、クリティカルシンキングの考え方のイメージ図を作成しました。
おわりに
本書からの学びをまとめました。クリティカルシンキングの実践に向けて、まずは学びということで本書を読みました。いくらか観点を得られたことは良かったです。しかし、本書はとらえどころのない曖昧な記述が多く意味不明なところが多かったです。アマゾンのレビューが低かったのは妥当な評価と思います。
本書は原著の全19章からなる内容から8章分を抜粋して訳されております。また、下記のような記述がpage4にあります。
日本語版では、著者の了解を得て日本人にわかりやするために事例を書き換えています。また「自分で考えてみよう」というタスクでは、原著にはない回答例を入れました。読者の皆さんが少しでも身近な例からヒントを得て、「考える」ことを習慣にしてくださることを訳者として心から願っています。
もはや原著をベースにした別の書籍になってしまっているのだと思います。また、別の本を探します。