はじめに
なかなかのタイトルですが、たしかにそうですよねっていう。本書を読んでどうなるというわけではないのですが、改めて今の状況を簡単にわかりやすく理解できる良書だと思います。
目次
第1章 ひろゆき流未来予測のメソッド
第2章 どうなる!?"オワコン日本"の10年後。
第3章 世界情勢を予測してみた
第4章 ひろゆき流問題解決のメソッド
第5章 これからの時代をサバイブする方法
要約
手軽に絶望!各々頑張ろう!
第1章では、未来予測をするコツが紹介されています。特に情報収集による現状把握と個人ごとの記憶の特性に着目した考えは面白いと思います。第2章が本書のメインです。日本国がオワコンであることを様々な観点でわかりやすく説明してくれます。手軽に絶望できます。加えて壮大なスケールの物事に対しても、前提を置いてどのような状況であるかを解説してくれており、なるほど!となります。第3章は歴史、現在、未来の視点を交えて世界の動きを解説してくれています。2019年3月時点の世界のトピックを30分で概観できる貴重な資料だと思います。第4章は日本の現状を変える劇的なメソッドを紹介してくれています。第5章は個人にスポットを当てます。日本に住む一人ひとりが幸せになるためのマインドセットとスキルが紹介されています。ここも平易な言葉で書いてくれておりなるほど!と思います。そして、最後のあとがきの中学受験と日本良くするの比喩が秀逸!!
おわりに
本屋さんで気になって購入して、一気に読んでしまいました。こちらの記事でやばいとは思っていたのですが、改めてヤバさを認識できました。ただ、ひろゆきさんに限らず、著名な方々は日本の絶望を語りつつも、最後はこの状況を正しく把握して、個人でなんとかする方法を提示してくれる優しさがあります。本当にありがたいことだと思います。各々がんばりましょう!
下の動画参照
月曜から夜ふかし「嫁ニー」3回目の登場
— 先輩のハト🇯🇵 (@senpai_hato_) October 29, 2018
勉強しなくても生きていける →#嫁ニー#エステニー#月曜から夜ふかし pic.twitter.com/9M9eO5Jpu3
気になったところ抜粋
- 記憶のタイプには、視覚型や聴覚型、行動型、言語型などがあると言われています。
- 日本国内なら1億人の中の競争なので、ビジネスとしてはかなり"ぬるい"
- 「自分ができないと思っている仕事をどうやったらできるようになるか」という問題解決能力があればいい
- プログラミングの学習方法は「ググってコピペ」
- 僕が一番興味があるのは、「驚けること」です。
- 役に立たないモノは誰が買うのかわからないものなので、競合相手は少ない
- 「人と比べない幸せ」が人生をラクにする