はじめに
2025/4/26(土)に大阪万博へ行ってきましたので、そのレポートをお届けします。様々な国の文化を少しずつ体験できる貴重な機会となりました。行って損はないと思いますが、「必見」かと言われると微妙なところが正直な感想です。
当時の動きと訪問パビリオン
【9:00】夢洲駅到着
【10:00】万博入場
1. カンボジア
2. オランダ(予約あり)
3. ベリーズ
4. マリ
5. ホンジュラス
6. パレスチナ
7. モンゴル
8. 中国(50分待)
9. イスラエル
10.ウクライナ
11. ドミニカ共和国
【15:40】退場!
パビリオン感想
オランダ(ネーデルランド)
ミッフィーがお出迎えしてくれる、オランダの「水と共に歩んできた歴史」をテーマにしたパビリオンでした。
事前に少しオランダの歴史を調べてから行ったので、展示内容を見ながら「ああ、やっぱりそうか!」と納得できる場面もありました。
オランダ名物の塩漬けニシンのサンドイッチも味わいました。美味しかったものの、日本でいうおにぎりのような日常的な食べ物という印象で、特別感はあまりありませんでした。それでも「オランダを体験した!」という気持ちは得られました。
パビリオン全体からオランダらしい雰囲気は感じられましたが、驚きや感動といった強いインパクトは正直あまりありませんでした。また、スタッフの方の中に、まるでロボットのように感情を殺して決まった動作と言葉を繰り返している方がいて、少し申し訳ない気持ちになりました。
中国
予約不要(その代わり50分待ち!)だったので、発展がめざましい中国パビリオンにも行ってきました。
館内には始皇帝時代の法律を記した木簡などが展示されており、「キングダム」のファンとしては知識が深まった気がします。展示の前には透明なタッチパネルが設置され説明文が表示されていましたが、これは残念ながら最悪でした。タッチパネルのドットが目立ちすぎて、肝心の展示物がよく見えなかったのです。これは改善してほしいポイントです。
とはいえ、中国の発展の歴史をダイジェストで体感できたのは、なんだかんだ良い経験だったかもしれません。
コモンズ
パビリオンは1国1館だけでなく、複数の国が集まった「コモンズ」というエリアもあります。
ここは予約なしで入れて、いろんな国をザッピングする感覚で回れるので、得した気分になれました!
「こんな国があるんだ」と新たな発見ができる場所で、各国の名前と地図上の位置も表示されていて、アフリカ、中東、南米など世界各地の国々を知る良い機会になりました。
大屋根リング
話題の大屋根リングも訪れました。とにかく圧倒的な大きさ!リングの下に立つとその迫力に圧倒されますし、上に登ると万博会場全体や周囲のパビリオンを一望でき、とても気持ちよかったです。天気にも恵まれ、最高の体験となりました。
ただ、この大屋根リングも万博終了後には解体される予定だと聞き、後利用を十分に考えていない設計のように感じました。一部を残したり再利用を公募したりと検討はされているようですが、後手に回っている印象です。
基本的に、どの建物も「短期間でこれだけ大きなものをよく作ったなあ」と感心するものばかりでした。一方で、半年間だけの「お祭り」でこれだけの規模のものを作ることに、少し刹那的な寂しさや疑問も感じました。
また、残念だったのは「未来技術を感じる体験」があまりなかったことです。むしろ、予約システムの使いづらさや、公式アプリが複数あって混乱するなど、テクノロジー面では不満が目立ちました。
持ち物リスト
No. | 持ち物 | 概要 |
---|---|---|
1 | 電子マネー | 現金は使えないので必須です。PayPay,交通系IC,クレカなど。 |
2 | 非公式ネットプリント地図 | @t_tsujiが作成されている地図をネットプリントして持っていきましょう。便利です。 |
3 | EXPO2025 Visitorsアプリ | 公式のスマホアプリです。会場マップ機能で自身の位置情報も表示されるため、いわゆる地図アプリとして機能して便利でした。ここは公式頑張ってくれてました、ありがとうございます。 |
4 | 飲料 | 会場内にも自販機や売店はありますが、高額なのであらかじめ飲み物を持っていくことをオススメします。特に暑い時期は必須ですね。 |
5 | 食料(おにぎりなど) | お腹が空いてもすぐに食事を買えなかったりするので、小腹満たすように持っていくことをオススメします。 |
6 | モバイルバッテリー | スマホが使えなくなると詰む状況があり得るので、持っていきましょう。 |
おわりに
大阪万博は、良い点もあれば少し残念に感じる部分もありました。しかし、世界中の国々に触れられる体験は貴重で、「こんな国もあるんだな」「この国は自国をこう表現するんだな」と新たな発見が多くありました。
また、巨大な建築物のスケール感や大屋根リングの迫力など、実際に現地に行かないと味わえない体験もできたので、訪れて良かったと思います。短期間だけの「お祭り」ですが、その一瞬を体験できることも特別な価値があると感じました。