はじめに
組込みソフトウェアエンジニアとして仕事をするにあたり、1年目に読むべき厳選3冊を紹介します。日々業務の"わからない"を解消するヒントになれば幸いです。研修期間の通勤時間や休日に読んでいただけると先輩は感激します。
組込みソフト基礎
組込みエンジニアの教科書
組込みの世界へようこそ、私はあなたを歓迎します。組込みソフトの世界でキャリアを開始されたあなたには「組込みエンジニアの教科書」を最初にオススメします。組込みエンジニアの世界観が丁寧に説明されているのでオススメです。ぜひあなたが作るモノと対比させ、理解を深めていただきたいです。また、書籍で紹介されているようなLED制御はプライベートでやってみることをオススメします。以下手前味噌ですが参考です。
www.yu2ta7ka-emdded.com
プログラミング関連
リーダブルコード
コーディングの基礎について非常に読みやすくコンパクトにまとまっています。「リーダブルコード」はソフトウェアエンジニアとして読んでおくことをオススメします。自身で実装する時だけでなく、他者のコードを読む時の見方の参考にもなります。
C言語ポインタ完全制覇
組込みの現場では、C言語またはC++が主流で利用されています。そこで難しいとされる概念として、ポインタが挙げられます。「C言語ポインタ完全制覇」では文字通りC言語のポインタについて丁寧に解説されていますので、ぜひ読むことをオススメします。ポインタは難しいとされていますが、現場では普通に利用されていますので、修得いただきたいです。
おわりに
組込みソフトに携わるために、1年目に読むべき厳選3冊を紹介しました。組込みソフトの世界はハードウェアの世界とも接しており、非常に広く深い世界です。紹介させていただいた書籍はその基礎を体系的に学べる良書ですので、ぜひ読んでいただけると幸いです。はじめは戸惑うことも多いと思いますが、周囲の方とコミュニケーションし、ぜひご自身で一歩ずつ世界を広げ活躍いただきたいと思います。