YU2TA7KA's BLOG ~take one step at a time~

派生開発、組み込み開発周りのこと。

IT-開発プロセス-派生開発

単体テストのPFDを修正しました。

はじめに AFFORDD*1のPFD研究会にて、単体テストのPFDについて議論を行ったので、それに基づいて修正しました。修正前はこちら。 単体テストのPFD 単体テスト結果報告書のテストが全てOKになったら完了。 修正点 単体テスト環境構築プロセスを追加 単体テス…

単体テストのPFD向けプロセス定義書と成果物定義書

はじめに 以前単体テストのPFDを作成しました。ここへ不足していたプロセス定義書と成果物定義書を1つずつ試しで作成しました。 「2.単体テストを実行する」のプロセス定義書 「単体テスト 結果報告書」の成果物定義書 おわりに あまり真新しい情報が無いよ…

単体テストのPFDを描きました

はじめに AFFORDD*1のPFD研究会にて、単体テストのPFDを作成することになりました。ので、作成しました。 単体テストのPFD 概要 私がイメージする単体テストに必要なプロセスをPFDにしました。現場に入れ込むには情報が不足している感じがします。プロセス定…

年賀状のPFDを作成しました。

はじめに AFFORDD*1のPFD研究会にて、年賀状のPFDを作成することになりました。ので、作成しました。 参考資料:http://affordd.jp/conference2016/affordd_conference2016_ws_PFD.pdf 中学生の時に作成した年賀状のPFD 概要 高校生以降は年賀状を作成してい…

XDDPとは

はじめに XDDPとは XDDPの価値 形式知化 差分に徹する 一歩ずつ進める XDDPの原則 XDDPのプラクティス おわりに はじめに XDDPについては派生開発推進協議会にて説明がなされていますが、どうにも掴みにくいと思っており自分なりにまとめたいと思います。 XD…

批判するためのPFDを描きました

はじめに XDDPにおけるプラクティスの一つにPFD[Process Flow Diagram]というものがあります。詳細は下記のブログが丁寧です。 goyoki.hatenablog.com私はこのPFDを仕事で活用できるようになっていきたいと思っております。その訓練として先日読了した論理ト…

クラス図を用いたスペックアウト

はじめに 何を描いたか 誰が描いたか どのように描いたか スペックアウトで何を得たか ソースコードの可視化 新人の知識向上 おわりに はじめに 以前、スペックアウトにUMLを利用することを検討しました。その中で、クラス図*1が利用できそうと考えました。…

仕様書が(見つから)無い

はじめに 「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意の3.2.1より。 『「不完全なものから学ぶ」という行為に切り替えない限り、不毛の連鎖は終わりません。』 仕様書が無い 派生開発の現場では、開発のベースとなるソースコードに対するソースコード…

スペックアウトで何を描いたか

はじめに XDDPでは、既存の仕様書が十分出ない場合、ソースコードから不足する情報を補う資料を作成する作業が必要としています。この作業を「スペックアウト」と呼びます。スペックアウトでは、ソースコードから何かを書き出す/描き出すことになるのですが…

ボロボロな技術仕様書から一部有用な技術仕様書を作成する

問題概要 技術仕様書 *1(以下、仕様書)の作成担当者からボロボロな仕様書が提出されました。全体の構成が支離滅裂で突然何かの事柄に言及しており、全体像の見えない仕様書です。なぜ、全体像の見えない仕様書になったのか。それは、実装→仕様書への日本語…

「設計書を書く」ことについて

要求の表現の難しさ 【改訂第2版】[入門+実践]要求を仕様化する技術・表現する技術 仕様が書けていますか?の6.2.1より。 「ソースコードなら書けるが、文章にするのは苦手で…」 設計仕様書を書くことの難しさ 上記書籍では、要求を仕様化、表現すること…

インパクトマトリクス[IM]とトレーサビリティーマトリクス[TM]

IMとTMに関する説明 「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意の2.5.3,2.5.4より。 IMとTMとは インパクトマトリクス:今回の変更要求に対して、変更する箇所をもっているタスクやソースファイルだけを配置する。 トレーサビリティーマトリクス:当…

XDDPとの出会い

私は組み込みエンジニアで、ウォーターフローモデルの派生開発を行っています。派生開発とは既存の製品のソースコードに機能追加/変更をして別の新しい製品のソースコードにして、世に出すこと、です。 私が関わっている開発における開発プロセスには改善点…