YU2TA7KA's BLOG ~take one step at a time~

派生開発、組み込み開発周りのこと。

対話型AIへの雑感

はじめに

あまりにも高速に日々進化しているChatGPTなどの対話型AIについて、私なりにまとめます。

そういうやつの一覧

AI名 提供会社 備考
ChatGPT OpenAI Microsoftが出資
GitHub Copilot GitHubとOpenAI 共同で開発 コパイロット*1って読む
Bingチャット Microsoft 裏でChatGPTが動いている?知らない。
Bard Google 2023年4月9日時点日本向けには提供されていない

他もあるかもしれませんが、知っているのは上記です。Bingはチャットだけでなく、画像生成など出力パターンを増やすみたいな方向性のような気もします。
Microsoft Bing

Microsoftが先行?

上記表だけみると、Microsoftが先行して進めているように見えます。GoogleのBard以外、全てMicrosoft資本という認識です。さらにここからWordなどのMS Officeであったり、クラウドサービスAzure上でもChatGPTベースのAI機能を提供するらしいです。控えめに言ってやばいですね。

関わり方の方針

仕事でMicrosoftのアプリ/サービスを利用しまくっているので、この環境に自然とAI機能が搭載されると大変にありがたいです。資料作成、設計、コーディングで安全に(守秘義務が担保された状態)利用できるとしたら、大分仕事を楽にできるのではないかと期待しています。利用するにあたり追加の費用がかかるでしょうから、それが承認されるかという予算面の観点もありますが。あとは、仕事の生産性向上といっても適切に利用できないといけないので、使い方の訓練は必要かなと思います(プロンプトエンジニアリング?)。検索エンジンと同じで使っていれば勝手に慣れるかなと思います。
プライベートではChatGPTを適当に使ってみています。離散フーリエ変換の勉強、Haskell言語の勉強、でそれなりに検索よりも実践的に学べているかなと思います。雑な質問回答しても、大変な虚無感に襲われるのでこれは違うなと思っています(キャリアの相談とか)。本命はソフトウェア設計/実装の効率化に使えると良いなと思っています。

観測範囲のトップランナー

個人的に日本人でのキャッチアップが高速なのが、落合陽一氏、清水亮氏、西尾泰和氏の3名です。半分以上何言っているかわからないです。

落合陽一氏

Youtubeで現状についていろいろ語ってくれています。noteでも発信いただいているようですが、それなりの値段+さらにガチっぽいので読んでません。「英語」をプログラミング言語として、text(in English) to 何でも(文章、画像、音etc)がChatGPTによって実現されつつあるというのが、私の理解です。動画上だと落合氏が自作なのか一般公開されているものか不明ですが、ごりごりいろいろAIに生成させていて、異次元です。\異次元のAI活動/
www.youtube.com
www.youtube.com

清水亮氏

ChatGPTを利用して書籍を執筆されているようです。こちらも内容が異次元すぎて何を言っているのかわかりません。とりあえず本がChatGPTと一緒に書けるようです。
GPTで全自動でWebとWikipediaを参照しながら14万字の原稿を全自動出力する自動執筆機械v3.0(ソースコード付き)|shi3z|note
ご家庭のパソコンでLLMが動く!・・・またかよ|shi3z|note

西尾泰和氏

Twitterで上記お二人よりは大分下界の言葉でお話いただいている気がしますが、やっぱりやっていることは異次元です。課金して利用できるChatGPT4.0だとさらにエグいレベルのようですね。

おわりに

全然追いつけていないのですが、とりあえず私はここらへんにいますという雑記でした。間違いなくそのうち世間一般にもなんらかの形で生成系AIが普及すると思いますので、楽しみですね。
個人的には世間への普及に向けてはAppleがなんか良い感じにやってくれることを期待しています。Microsoftは企業向けにやってくれそうな感じなので、その恩恵を受けられたらなと思います。Amazonは表には出さないけど裏でめちゃくちゃに使うのかなと思います。顧客対応は99%をAIで賄っています、みたいな。Metaはわかりません。AR/VR+AIみたいなのでなにかするのでしょうか。

*1:コピロットちゃう