はじめに
昔、AVRマイコンなどを用いて腹筋ローラーメーターを作ったのですが、実用に耐えられずお蔵入りしていました。以前とは違うアプローチで再チャレンジしてみようと思います。
腹筋ローラーとは
まず、そもそも腹筋ローラーとは何か?ということですが、腹筋を鍛えるための器具です。手頃な価格で、強度の強い腹筋トレーニングを自宅で可能にする優れものです!
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腹筋ローラーメーターとは
腹筋ローラーを何回行ったかを計測する装置です。これを作ります。筋トレの効果を測るためにも実施回数を計測することは大切です!
腹筋ローラーメーターの実現方法
実現手段としてはいろいろ考えられます。以前は本体に装着した加速度センサの値から計測していました。今回は手軽にToFセンサを用いて、ローラーの移動した距離から回数をざっくり計測しようと考えています。以下に構成案を示します。
腹筋ローラーメーターの構成案
No.1が以前に作ったものの構成です。No.2はいつか作ろうかと思う構成です。No.3が今回作ろうとしているお手軽構成です。
No. | 1 | 2 | 3 |
---|---|---|---|
モジュール設置箇所 | 本体装着型 | 本体装着型 | 外部設置型 |
制御コントローラデバイス | ATMEGA328P(マイコン) | ESP-WROOM-02(SoC) | Raspberry Pi(小型PC) |
センサ | 加速度センサ | 加速度センサ | ToFセンサ |
電源 | 単4電池 | 単4電池 | コンセント*1 |
通信 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi |
通信データ | 加速度値 | 加速度値 | 計測結果 |
計測装置 | PC | Raspberry Pi | Raspberry Pi |
対向環境 | PC | Raspberry Pi→インターネット | インターネット |
表示環境 | JavaGUI | SlackBot | SlackBot |
それぞれシステム構成図を用意すべきなのですが、面倒なのでマトリクスで勘弁してください。実現したときにはシステム構成図も描きます。No.3の場合、ラズパイでセンサ値取得、計測までをやって、結果をSlackBotへ投げて、その結果を見ることで何回やったかをわかるようにします。GUI系をSlackに任せられるので手軽です。また、運用しているドアチェッカーとも統合できておうちハックが高まります。
おわりに
ToFセンサの動作確認ができて、いよいよ腹筋ローラーメーターを再チャレンジできる環境が整いました。さくっと作っていきたいと思います。3月中に完成させたいです。
*1:この表現は正しい?